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ガイドとゆく奈良

第2号 今が旬!平城遷都1300年祭 「平城宮跡」

平城宮の要 『第一次大極殿・前庭』


ようやく大極殿・・・と思いきや、まだ前庭です。
大極殿が近くにあるように見えますが、後5分程歩きます。
なかなかすぐには辿りつきません。
左右には屋根の付いたベンチを休憩場所として設置して下さってますが、暑いものは暑いのです。日を遮ったぐらいでは、まったく涼しくなりません。
皆さん、水分補給はお忘れないようにして下さいね。
私はこの時点でペットボトル一本分を飲みほしてしまいました。

中央部分では、天平衣装貸出所で衣装を借りた方が撮影をされていました。
実は歩いてる所から見てたんですが・・・・とっても暑そう。
これでもまだ、動き易いように簡略化されているんですって。
平城京の貴族の衣装を着て大極殿をバックに写真を撮れるこの体験。
体験できるのは、1300年祭の間だけという、貴重な体験ですので、是非皆さま体験してみて下さい。
私も体験したかったのですが、時間がなくこの日は断念。
次回は是非体験してみたいと思います!

さて、大極殿の傍までいくと、あつい夏にはありがたいお水のサービスが!
エントランス広場にもあった、霧のでる装置がここにもありますので、少し休憩。

汗も引いたところで、いよいよ大極殿に入ります。
    
▲南門広場 天平衣装貸出所 ▲ 大極殿横テント 簡易休憩所

四神が守る 『第一大極殿内部』

 
▲天皇の玉座「高御座」
第一大極殿内にはどのように作業が行われたかの説明パネルや、復原の際に実際に使われた釘等が展示されています。
実はこの大極殿、遺跡調査の初期には大極殿の基壇の外枠の位置しかわからなかったとか。
その後の調査で、恭仁京大極殿跡の遺構と一致すると認められ、その遺構や文献をもとに復原されたようです。

部屋の中央には、高御座も再現されていました。
天皇が座られる所だけあって豪華絢爛な作りです。
高御座に座ってみたい所ですが、残念ながら手を触れることもできないので写真だけでもと、撮影してきました。

定点ガイドの方がいらっしゃるので、詳しいお話を聞くことができます。
   
 ▲大極殿の屋根の部分に描かれた蓮の花 ▲壁に描かれた模様。
この模様は梯子に乗って直接描かれたそうです。 

『第一大極殿から見る平城宮跡』

大極殿は天皇が正月等の重要な式典等を執り行う時に使われた施設。
なので平城宮のどこの施設よりも高い位置に作られているとか。
晴れの日に大極殿から外を眺めると、四方の山々や周辺の寺院の塔などがはっきりとみえますよ!


古代の行事を再現 『衛士隊』

 
大極殿の見学後、南門広場で衛士隊の再現が行われていました。
この衛士隊の再現は、朝の9時と夕方16時の朱雀門開閉時と、昼の13時頃に南門広場にて開催されるそうです。
毎日行われるそうなので、是非見てみてください。
厳かな雰囲気を味わえました。
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せんと君と触れ合おう! 『交流広場』

 
衛士隊をみた後は、交流広場で昼食です。
私はお弁当を持参したのですが、荷物になるし腐るのが心配・・・との方はこちらでも御食事をとることができます。
お土産コーナーもあり、エントランス広場と同じものが販売されていました。

お勧めは、バケツに入ったせんと君クッキー!私も買って帰りましたがちょっと愛嬌のあるせんと君の絵が描かれたクッキーはほんのり甘くておいしかったです。
バケツもお子様に喜ばれるかも・・・?!

後お勧めの休憩場所は、フードコート入ってすぐの夏には欠かせないソフトクリームやかき氷を販売されているお店の前の席。
涼しい風が流れてきて、額にまでびっしり掻いていた汗が一瞬で引きました。
ここのかき氷は300円でシロップかけ放題、氷も零れそうな位盛ってくれるのでお勧めです!

この日は見れませんでしたが、せんと君がこの交流広場に現れる事があるそうですよ!
 
▲バケツに入ったせんと君クッキーです。
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奈良県観光ボランティアガイド連絡会
Association of Nara Volunteer local Guides. since 2006