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ガイドとゆく奈良

第3号 桜名所100選「大和郡山お城まつり」

極楽橋跡


▲極楽橋跡

▲多聞櫓跡

▲石垣に使われた石塔の一部

▲極楽橋イメージ図
極楽橋とは、毘沙門郭と本丸とをつなぐ本来の橋で、明治の廃藩で城が壊されて以来復元はされていないとの事。でも復元しようと、「明日のお城と城下町を考える会」の方が活動されているそうです。

現在は、多聞櫓跡の上を歩けるようにし、本丸との通路になっています。
郡山城の石垣のあちらこちらで見られる、石塔の一部がこの極楽橋の下方にも見る事ができます。

▲多聞櫓跡からみた極楽橋跡方面

▲二の丸方面

▲柳澤神社への続く門
多聞櫓跡上からも絶好の花見スポットで、枝垂れ桜やソメイヨシノ、八重桜など多種多様な桜が折り重なる様子が見る事が出来ます。
まだまだ他の桜は咲いていませんが、枝垂れ桜のみ少し色付き始めていました。
この枝垂れ桜がこの城内でも一番咲くの早いそうで、この桜が色付くと徐々に他の桜も咲いていくようです。
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柳澤神社

明治13年に建てられたこの神社は、本丸跡地にたっています。扁額「柳澤神社」の4文字は有栖川宮熾仁親王(ありすがわノみやたるひとしんのう)の筆なのだとか。


▲竹林橋跡

▲立ち並ぶ屋台
こちらは二の丸跡から本丸へと入る道です。
鳥居の向こう側が二の丸跡地。
現在は郡山高等高校になっています。

この竹林橋跡は、木の橋だったものを車等も通る為、石橋にしたのだそうです。
でもその為に堀が分断されてしまい、水の循環が悪くなった為、イケチョウ貝での浄化を試みてるのだとか。

お城まつりの時には、境内や橋跡に屋台がずらりと並び、桜を眺めながら食べ歩き・・・なんていうのも楽しそうですね!
 
▲柳澤神社横の広場
柳澤神社向かって右手奥に少し大きな広場あります。こちらもお花見スポットで、お城まつりのシーズンには、沢山の方がブルーシートをひいて、お花見をされているそうです。
中には、夜からのお花見の方が場所取りのためにシートを引いてあるのですが、「何時から使いますのでそれまではお使い下さい」と、書かれた張り紙をして下さってる、御親切な方もいらっしゃるようです。

この広場の柵近くからは、多聞櫓跡から見えていた枝垂れ桜とともに追手門なども一緒に眺められる、絶好のお花見スポットがあります。

▲柳澤神社からみた追手門方面

▲昨年の柳澤神社の様子
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天守台


▲天守台
天守台は、一番上まで登ると、標高82mで眺望が良く、天候の良い日は周辺にある山々や、東大寺や興福寺などを見渡せるそうです。
そしてこの天守台、実は天守閣があった記録があまりなく、実際にどのような天守閣が建てられていたのかどうかは、詳細は分かって居ないようです。
伝説では、昔地元の住民に恐れられていた鬼取山の原生林を無理やり伐採し、天守閣を建てようとしたところ、完成まじかに雷に打たれて倒壊してしまったと言われているそうです。
▲天守台はら追手門方向 ▲発砲スチロールで創られた天守閣(H16)

▲逆さ地蔵

▲数珠くり法要
また、郡山城の石垣には、沢山のお地蔵様などの石が使われていることから、毎年城まつりの時期に、数珠くり法要を行われています。

数珠くり抱擁に使われる数珠は、1080個、全長162m、645kg。
昔は木で作られていたようですが、腐食が激しい為現在はプラスチックの数珠になっています。

数珠くり法要の用意の為、天守台に近寄る事ができず、逆さ地蔵様を撮る事はできなかったのですが、写真中央の隙間より覗くと、頭から押し込められたお地蔵様が見えます。
23年度の数珠くり法要は25日の金曜日です。
例年はいつも第1日曜日とのこと。
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