源九郎狐や綿帽子を買った狐の伝説で有名な神社。
地元では、「源九郎さん」の呼び名で親しまれているそうです。
小さなお稲荷さんですが、なんと、伏見稲荷や豊川稲荷と並ぶ日本三大稲荷の一つに数えられているようです。北向きの本殿に『白狐源九郎』が祀られていて、五穀豊穣・商売繁盛の御利益があると言われており、毎年城まつりには、白狐面をつけた子供行列が練り歩く白狐お渡りや『源九郎稲荷春季大祭』が行なれます。
社名の由来としては、源義経が兄頼朝との戦に際し、義経は幾度もこの稲荷に助けられ、この稲荷に自分の仮名前である源九郎の名を贈ったという伝説からきているそうです。
秀長の時代、翁の姿をした源九郎狐が、宝譽という僧の夢枕に立ち、郡山城に自分を祀ってくれたら、城の守護神になろう、と告げたので、宝譽は、豊臣秀長にこのことを告げ、城内竜雲郭に稲荷が創建されたと伝えられているそうです。
享保4年に、現在地に遷座。大正14年、現社殿が完成しました。
23年度は、白狐お渡りは行われないようですが、『源九郎稲荷春季大祭』は行われるようです。
つい先日、御簾等を新調されたようで、とても綺麗になっていました。
とても霊験あらたかな神社で、今でも枕元にお狐様が立った等、お稲荷様を頼って来られる方がいらっしゃるようです。
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